MRC小児矯正
~オーストラリアで生まれた新しい小児矯正治療です~
「歯並びは生まれつき決まっているもの」
皆さんはこのように思われているのではないでしょうか。
虫歯でも病気でも未然に「予防」することが現代では重要とされてきており、それは「歯並び」であっても例外ではなく予防・コントロールすることが可能であり、患者様にとっても大きなメリットがございます。
MRC小児矯正には以下のような効果が得られます。
「歯並びは生まれつき決まっているもの」
皆さんはこのように思われているのではないでしょうか。
虫歯でも病気でも未然に「予防」することが現代では重要とされてきており、それは「歯並び」であっても例外ではなく予防・コントロールすることが可能であり、患者様にとっても大きなメリットがございます。
MRC小児矯正には以下のような効果が得られます。
・鼻から呼吸と、顎の正しい発達と噛みあわせの改善
・歯並びの改善
・お顔の発達の改善
・アトピーやアレルギー、いびきの改善
・歯並びの改善
・お顔の発達の改善
・アトピーやアレルギー、いびきの改善
その習慣をやめ、原因に対して適切に取り組むことで上記のような効果を手に入れることができます。
MRC小児矯正と、「これまで主流だった矯正」との比較
「悪くなってから」ではなく、「悪くなる前に」しっかりとプローチすると、方法も結果も変わってくるので紹介します。
端的にお伝えすると、現在日本で主流となっている小児矯正は「悪い歯並びを力技で整える」治療法になります。つまり「結果」が出てからのアプローチです。
当院が行っているMRC小児矯正は「悪くなる前に、もしくは歯並びを悪くしている原因を取り除くことで整える」治療法です。こちらは「結果」ではなく「原因」へのアプローチです。
「結果」へのアプローチか、「原因」へのアプローチか。
これが一番の違いです。
そしてアプローチ方法が異なれば、「治療法」や「治療結果」も変わってきます。
それぞれご紹介します。
治療法/治療結果の違い
一般的な小児矯正 | MRC小児矯正 | |
---|---|---|
装置 | ワイヤーや床矯正装置を利用。目立つ装置が多い。 | マウスピース型の装置を利用。取り外しができ、平日1時間と就寝時に装着すればOK。 |
痛み | 力技で歯を動かすので痛みが伴う。 | 痛みは抑えられる。 |
抜歯の必要性 | 抜歯することもある。 | 抜歯しない。 |
治療中、虫歯になる可能性 | ワイヤーを利用する場合は取り外しができないため虫歯になってしまう可能性が高い。 | 取り外しができお口のケアがしっかりできるので治療が原因で虫歯になる可能性は低い。 |
治療後の保定装置 (リテーナー) |
必要。 | 必要ない。 |
後戻り | 歯並びが悪くなる原因は改善されていないので、歯並びが戻る確率が高まる。 | 原因から改善していくので、歯並びは後戻りしない。 |
歯並びの綺麗さ | 綺麗に整う。 | 機能性の回復を優先させるため、一般的な矯正と比べ若干歯並びの綺麗さは劣る。 |
トレーニングの有無 | 行わない。 | 1日数十分のトレーニングを自宅で行う必要あり。 |
副次的効果 | 特になし。 |
正しい姿勢の獲得 アレルギー改善 アトピー改善 いびきの改善 喘息の改善 免疫機能の向上 飲み込み機能の向上 |
当院でもブラケットとマウスピース矯正どちらも使い分けるため、一方が悪いということではありません。
ただ、成人・お子様の矯正治療をしてきて認識できていることは、
治療もそうですが「悪くなってから」ではなく「悪くなる前に」いかにアプローチできるかがポイントになってきます。
特にこのMRC矯正に関しては、姿勢やアレルギー疾患にも関わることから単に歯並びという見た目だけのことではなく、健やかな成長・心身の健康を手に入れるという観点からも強くお勧めできる治療方法になります。
MRC小児矯正に関して具体的に説明します!
「家族の歯並びが悪いから仕方ない」
MRC矯正治療が日本に導入されて日が浅いため、まだそう思われている方が多くても仕方ないかと思います。
もちろんそのような影響がないわけではありません。同じような骨格、顔立ちなどから10%ほどの遺伝的な影響を受けることもあります。
それ以外の約90%は口呼吸や間違った嚥下、顎の発育不良といった「口腔周囲筋(舌・唇・頬の筋肉)」の機能不全による影響と言われています。
口呼吸 | 口で呼吸していると舌は低位になり、上顎の成長を妨げ歯並び悪化の原因となります。また、病原菌が喉の粘膜から直接取り込まれてしまうため、健康のためにも良いことではありません。 |
---|---|
舌癖 | 普段何もしていない時に、舌が常に歯に触れていたり押し付けている場合はこの癖に該当します。舌先は上の前歯のつけねの少し手前あたりに当たっている状態が正しい位置です。たとえ小さな力でも舌の力によって歯並びは崩れてしまいます。 |
逆嚥下 | 飲み込む時に舌を前に突き出したり、口の周りにグッと力が入る飲み込み方(逆嚥下)は間違った嚥下です。舌や唇にはとても強い力があります。間違った嚥下を毎日繰り返すことで歯並びにも影響が出てきます。 |
MRC小児矯正は、歯の並びを直接動かすのではなく、このような「根本的な原因」に対してオリジナル装置やトレーニングでアプローチして改善する治療法となります。
MRC小児矯正の「装置」「トレーニング」のご紹介
上記の他、ご自宅でも毎日トレーニングを行っていきます。
「うちの子にトレーニングなんて難しいのではないか・・・・」
「そんな毎日続けられないのではないか・・・」
このような不安を抱かれる親御さんは実際に多いですが安心してください。
トレーニング自体は難しくはありませんし、痛みも極力抑えられます。
使用する装置(マイオブレース)はお子様のご負担が少なく、口回りの筋肉トレーニングも楽しんで取り組めるものです。院長、スタッフが全力でお子様のモチベーションを引き出しますので、一緒に頑張りましょう。
自宅でもモチベーションを維持し、正しいトレーニングをおこなっていただくため、ご自宅のパソコンや携帯でも閲覧できるオリジナルアプリケーションがあります。
お子様たちもアニメを見る感覚でキャラクターたちと一緒に楽しくトレーニングができるようになっています。
費用に関して(税込)
- 小児矯正検査
- 35,000円
- 小児矯正装置料
- 330,000円
- 観察料
- 3,300円
- 修理代金(装置紛失・破損等)
- 12,000円
- BWS装置を追加
- 55,000円
重要:MRC小児矯正に興味を持たれた親御さんへ
いつから矯正治療を始めるのがいいの?
当院では多くの症例を経験してきておりますが一概に●歳からが良いとは言えないのが正直なところです。
本拠地オーストラリアでは5歳からスタートするケースもあるようですが、お子様それぞれの適切な治療開始時期があり、上顎がもっとも発育するとされる8歳頃までに治療を開始されると良いといわれています。
なるべく早い方がいいのですが乳歯が生え変わる小学校高学年5,6年生までであれば矯正治療をスタートさせても改善できる可能性は十分にあると考えています。
正確な検査と診断結果をもとに、お子様のお口が今後どのような歯並びになるのかシミュレーションをおこない、その原因を改善するための治療装置やトレーニングを選択・プランニングをおこない原因を根本から改善していきます。
大人の歯が生えてきてからよりも、いまの乳歯の歯並びと顎の発達状況や姿勢などからリスク診断ができます。
矯正相談=治療開始 では決してありませんので、何気ないことでも気になることがございましたら矯正相談を遠慮なくご利用いただければ幸いです。
そのためにスタッフ一同研鑽を積んでおります。