顎関節症
- どれぐらいで治癒するのか
- 症例によって異なります。
成長期の過程で発症する場合と、不正咬合などが原因で発症する場合とでは治療方法が異なるため、一概にどれくらいの期間で治癒するとは言えません。
10代での顎関節症は、20歳から25歳くらいまでには自然に症状が軽くなることが多いと言われています。
また、顎関節症の原因によっても異なります。10代での顎関節症は主に軟骨が原因で生じることが多いです。筋肉が原因の場合ですと、1ヶ月程度で治ることが多いですが、骨や靭帯が原因の場合ですと、長期化することが一般的に多いです。また、顎関節症の治療の対象となるのは、基本的に「痛み」と「お口が開かない(上の前歯と下の前歯の隙間がお口を最大限開けた状態で5mm程度)」が治療の対象となります。音が鳴る(カクカク、カクッ、ジャリジャリなど)の場合は原則、安静に保つことやナイトガードなどの装着が推奨されております。