当院長の山本は口腔外科認定医を取得しており、高度な外科手術の経験が豊富にあります。この口腔外科認定医の取得には、専門の研修を2年以上有し、口腔外科診療の経験実績と学術的研修実績が求められ、厳選な書類審査と筆記試験により認定されます。
一般歯科の外科領域において、親知らずの抜歯以外でよく行われるのが「歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)」と「骨隆起(こつりゅうき)の削合」です。こちらのページで簡単にご説明致します。
一般歯科の外科領域において、親知らずの抜歯以外でよく行われるのが「歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)」と「骨隆起(こつりゅうき)の削合」です。こちらのページで簡単にご説明致します。
歯根端切除術
(しこんたんせつじょじゅつ)
歯を全て抜くのではなく、特定の部分だけを外科手術によって取り除くことで、症状の改善を目指します。これにより、感染の広がりを防ぎつつ、歯をできるだけ残すことが期待できます。
この歯根端切除手術は、非外科的な根管治療が効果的でない場合や金属の土台が長く一般的な根管治療が難しい場合の選択肢として行っています。保険適応内で出来る治療ではありますが、高度な技術を要するために行っている歯科医院は多くはありません。
ただし、歯根端切除術は奥歯(大臼歯)などで歯の根の数が多く、また、術野(手術時の視界)が狭くなるため手術が難しい場合は適用とならないケースもあります。
骨隆起(こつりゅうき)の削合
この骨隆起は噛む動作が原因で少しずつ形成されるものです。主に、強く歯をくいしばったり、歯ぎしりをする人によく見られます。日常生活に大きな問題がなければ、経過観察する場合が多いですが、下記のような場合に治療が必要となる場合があります。
・食事で疼痛を伴う方
・骨隆起があることで矯正装置の装着が難しい方
・骨隆起があることで義歯作製が難しい方
このようなケースの場合は外科的な切除が適応となります。保険適応内で出来る治療になりますので、骨隆起でお困りの方はご相談ください。