診察のご予約
お問い合わせ
050-1784-4118
診療時間 月・火:9:00~18:00(昼休みなし) 木~土:9:00~17:00(昼休みなし)
休診日 水曜日、日曜日、祝日

歯の豆知識

インターネット初診予約
インターネット問診票

小児矯正で八重歯は治せる?放置するリスクと治療法も

こんにちは。大阪府摂津市、大阪モノレール「南摂津駅」より徒歩3分にある千里丘・鳥飼からもアクセス良好な歯医者「さきがけ歯科クリニック摂津本院」です。

小児矯正中の歯

子どもの歯並びに関する悩みのなかでも特に多いのが、八重歯ではないでしょうか。上の犬歯が歯列から飛び出すように生えている状態を指し、一見すると個性的でかわいらしい印象を与えることもあります。

しかし、八重歯を放置すると、見た目の問題だけでなく噛み合わせや発音、口腔衛生など、さまざまな面で悪影響を及ぼす可能性があります。

今回は、八重歯になる原因や放置することで生じるリスクについて解説します。小児矯正の種類もご紹介するので、お子さまの歯並びについて悩んでいる保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

八重歯とは

八重歯の構造

八重歯とは、歯並びが乱れていて、本来きれいに並ぶはずの犬歯(糸切り歯)が外側にずれて生えている状態を指します。特に上あごの犬歯が前に突き出すように生えていることが多く、見た目にも分かりやすいため、気にする子どもや保護者の方も少なくありません。

犬歯はもともと周囲の歯よりも遅れて生えてくる傾向があり、あごのスペースが十分にないと、正しい位置に並びにくくなります。その結果、歯が重なったり押し出されたりして、八重歯と呼ばれる状態になるのです。

見た目の印象だけでなく、咀嚼や発音、歯磨きのしやすさにも影響を与えることがあります。特に成長期の子どもは、歯の生え変わりにともなって歯並びが不安定になりやすいため、八重歯の傾向が見られる場合は早めにチェックしておくことが大切です。

子どもが八重歯になる原因

子どもが八重歯になる原因

八重歯は見た目に特徴があるだけではなく、背景にはいくつかの要因が影響しています。ここでは、八重歯が生じる主な原因について解説します。

歯の生えるタイミングや順序の異常

乳歯から永久歯への生え替わりは、子どもの成長に合わせて自然に進むものですが、このタイミングや順序が乱れると八重歯の原因になることがあります。たとえば、乳歯がいつまでも抜けずに残っていると、永久歯が正しく生えるスペースが確保できず、本来の位置からずれて生えてしまうことがあります。

こうした状況は、本人の努力だけでは防げないため、歯科医院での定期的なチェックがとても重要です。

顎の成長不足

顎の骨が十分に成長しないと、永久歯が生えるスペースが足りなくなり、歯が正しい位置に並ばずに八重歯になることがあります。現代の子どもに多く見られる原因のひとつで、硬いものをあまり噛まなくなった食生活も要因のひとつとされています。

顎の発達は噛むことで促されるため、幼少期の食生活や生活習慣が歯並びに影響しやすいといえます。

指しゃぶりなどの癖

指しゃぶりや爪を噛む癖など、口まわりに力が加わる習慣があると、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。これらの癖が長期間にわたって続くと、前歯が押し出されたり、歯列が狭くなったりすることがあり、その結果、八重歯が生じる可能性があります。

遺伝

八重歯の原因のひとつに、遺伝が挙げられます。両親どちらか、あるいは両方が八重歯だった場合、子どもも同じように八重歯になる確率が高くなります。これは、歯並びそのものが遺伝するというよりも、歯の大きさやあごの骨格の特徴が親から子へと引き継がれるためです。

たとえば、あごが小さくて歯が大きい場合、歯が生えるスペースが足りず、歯並びが乱れやすくなります。また、顔の骨格や噛み合わせの傾向も似ることがあるため、全体のバランスによって八重歯が起こりやすくなるのです。

ただし、遺伝的な要因があっても、早めに矯正治療を始めることで歯並びの改善は可能です。

八重歯をそのままにするリスク

八重歯をそのままにするリスク

八重歯は見た目の問題だけでなく、放置することでさまざまなリスクを伴います。ここでは、八重歯をそのままにしておくことによる主なリスクについて詳しく解説していきます。

虫歯や歯周病になりやすくなる

八重歯のように歯が重なっている状態では、歯ブラシが届きにくい部分ができやすく、磨き残しが多くなります。汚れがたまったままの状態が続くと、細菌が増えやすくなり、虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。

特に八重歯の周囲は歯垢がたまりやすく、毎日の歯みがきだけでは清潔な状態を保つのが難しいため、専門的な歯科ケアが必要になることもあります。

咀嚼機能が低下する

八重歯があると、上下の歯が正しく噛み合わなくなり、食べ物をしっかりと噛みにくくなります。その結果、食物を十分に咀嚼できないまま飲み込むことが増え、胃腸に余分な負担をかける可能性があります。

また、噛み合わせが悪い状態が続くと、顎に偏った力がかかり、顎関節に不調をきたすこともあります。小児期にしっかりと噛む力を育てることは、健康な身体の成長にとって非常に大切です。

発音に影響が出る

八重歯があると、舌の動きや空気の抜け方が妨げられることがあり、サ行やタ行などの発音が不明瞭になる場合があります。特に子どものうちは正しい発音を覚える時期であるため、歯並びの乱れが発音習得の妨げになることがあります。

発音の問題が続くと、話すことへの自信を失い、会話に消極的になるなど、コミュニケーションに影響を与える可能性もあります。

顎や顔の成長に影響が出る

歯並びが乱れている状態が続くと、顎の発達や顔のバランスにも影響を及ぼすことがあります。特に八重歯のように歯が一部だけ出っ張っている場合、噛み合わせが不安定になり、顎の関節に負担がかかりやすくなります。こうした悪影響が続くと、噛み合わせる筋肉の発達に偏りが出たり、顔全体の左右バランスが崩れたりすることもあります。

さらに、顎の成長期に適切な治療が行われないと、将来的に歯並びを整えるのが難しくなる場合もあるため、早期の対応が大切です。

見た目がコンプレックスになる

八重歯が目立つと、笑うときや話すときに口元を気にするようになり、自信を持てなくなるお子さまもいます。特に思春期には見た目への意識が高まるため、歯並びが原因で人前で話すのを避けたり、写真に写るのを嫌がったりすることがあるかもしれません。このようなコンプレックスは、自己肯定感や対人関係にも影響を及ぼします。

見た目に対する不安を減らすことは、心の成長にもつながるため、歯並びの問題は早めに相談するようにしましょう。

小児矯正で八重歯は治せる?

小児矯正で八重歯は治せるのかを考えている人

小児矯正は、あごの成長をコントロールしながら歯並びの土台を整える治療法です。そのため、八重歯などの歯の重なりも、タイミングよく介入することで改善できる可能性が高くなります。

特に永久歯が生えそろう前の6〜12歳ごろは、あごの骨がやわらかく、広げたり前後のバランスを整えたりしやすい時期です。この時期に治療を始めることで、歯の生え変わりに合わせて八重歯の原因となるスペース不足を解消できます。

成長を活かしながら治療が行える点が、小児矯正の大きなメリットです。

八重歯を治す小児矯正の治療法

八重歯を治す小児矯正の治療法の1つである床矯正

小児矯正は、子どもの成長段階を活かして行う治療で、八重歯の改善にも大きな効果があります。治療は大きく二つの時期に分けられ、それぞれの段階で異なる装置や方法が用いられます。

1期治療

1期治療は、永久歯が生えそろう前に、顎の成長をコントロールして歯がきれいに並ぶスペースを確保する段階です。八重歯の原因が顎の小ささやスペース不足である場合、この時期に適切な処置を行うことで、将来的な抜歯や本格的な矯正を回避・軽減できる可能性があります。

床矯正

床矯正(しょうきょうせい)は、取り外し可能な矯正装置を使って顎の幅を少しずつ広げ、歯が並ぶスペースを確保する治療法です。主に乳歯と永久歯が混在している時期に使用され、成長を利用して無理なく顎を広げやすいという特長があります。装置は自分で取り外せるため、食事や歯磨きのときに外せて衛生的です。

毎日しっかり装着する必要がありますが、正しく使えば八重歯の原因であるスペース不足の改善につながります。

急速拡大装置

急速拡大装置は、上あごの幅を短期間で広げる矯正装置です。上あごの真ん中にある縫合部という骨のつなぎ目を広げて、歯が生えるスペースを確保します。主に固定式の装置で、一定期間装着することで効果を得ます。

マイオブレース

マイオブレースは、口呼吸や舌の位置、飲み込み方などの悪い癖を改善しながら、歯並びや顎の成長を正しい方向へ導く装置です。柔らかく快適な素材で作られており、主に就寝時と日中1時間ほど装着することで効果を発揮します。

装置の使用に加えて、舌や口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングや呼吸の練習を行うことで、正しい顎の発育を促し、八重歯の予防や改善につながります。マイオブレースは歯を動かすのではなく、成長をサポートする治療法で、特に5〜10歳の子どもに活用されています。

2期治療

2期治療は、永久歯がすべて生えそろったあと、中学生以降に行われる矯正の段階です。1期治療である程度土台を整えたあとに、歯を正しい位置に動かしていきます。八重歯やガタガタの歯並びをしっかりと改善したい場合に行われることが多いです。

ここでは、2期治療で使われる代表的な治療法を2つ紹介します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通すことで歯に力をかけて理想的な位置に動かす治療法です。細かい歯の動きを調整しやすく、軽度から重度の八重歯まで幅広く対応できます。

見た目が気になる場合は、歯の裏側に装置を取り付ける裏側矯正を選択することもできますが、表側矯正に比べて費用の負担が大きくなる傾向があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、薄く透明なマウスピース型の装置を装着して歯を少しずつ動かす方法です。見た目に気づかれにくく、装置の取り外しが可能な点が特徴で、食事や歯みがきがしやすいというメリットもあります。

ただし、マウスピースの装着時間を守る必要があるため、お子さま本人の協力が欠かせません。

まとめ

小児矯正中の歯

八重歯は見た目の印象だけでなく、虫歯や歯周病のリスク、噛み合わせや発音などにも影響を及ぼすことがあります。原因には顎のスペース不足や癖、遺伝などが関係しており、成長期に適切なタイミングで矯正治療を始めることが大切です。

小児矯正には、顎の発達を促す1期治療と、歯を整える2期治療があり、それぞれの段階で八重歯の改善が可能です。正しい知識を持ち、歯科医師と相談しながらお子さまに合った治療法を選ぶことが、将来の健康な歯並びと自信ある笑顔につながります。

小児矯正を検討されている方は、大阪府摂津市、大阪モノレール「南摂津駅」より徒歩3分にある千里丘・鳥飼からもアクセス良好な歯医者「さきがけ歯科クリニック摂津本院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、小児歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、予防歯科などにも力を入れています。恐怖症や嘔吐反射で歯科治療を受けられない方のために、静脈内鎮静法も対応しております。

当院のホームページはこちら、初診のWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。


山本 一博

■この記事の監修者

山本 一博

経歴
  • 2010年 国立広島大学 歯学部歯学科 卒業
  • 2010年~2011年 大阪大学歯学部附属病院 勤務
  • 2011年〜2015年 広島大学病院 勤務
  • 2015年 国立広島大学大学院 博士課程修了
  • 2015年4月~2018年7月 一般開業医 勤務
資格・所属学会
  • 歯科医師
  • 歯学博士
  • 日本口腔外科認定医
  • 国際口腔インプラント学会認定医
  • 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
  • インビザラインドクター
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顎顔面インプラント学会
  • 日本口腔ケア学会、日本抗加齢医学会
  • 日本口腔内科学研究会

▶︎ 医師紹介ページを見る

初診限定WEB予約はこちら

初診限定WEB予約はこちら

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。

050-1784-4118

患者様専用業者様はお電話なさらないようにお願いします。

診療時間

           
9:00~18:00
(昼休みなし)
9:00~17:00
(昼休みなし)

休診日:水曜日、日曜日、祝日

スタッフ募集中

スタッフ募集中

当院では一緒に成長しあえるメンバーを募集しています!

050-1784-4118

患者様専用業者様はお電話なさらないようにお願いします。

電話をかける