診察のご予約
お問い合わせ
0120-4618-50
診療時間 月・火:9:00~18:00(昼休みなし) 木~土:9:00~17:00(昼休みなし)
休診日 水曜日、日曜日、祝日

歯の豆知識

インターネット初診予約
インターネット問診票

インプラントと全身の健康との関係は?歯を失うリスクも解説

こんにちは。大阪府摂津市、大阪モノレール「南摂津駅」より徒歩3分にある歯医者「さきがけ歯科クリニック摂津本院」です。

インプラントで全身が健康になってランニングをする男女

インプラントは、歯を失った際の効果的な治療法として広く活用されています。歯の健康は、全身の健康とも密接に関係していることをご存じでしょうか。

歯の喪失によって咀嚼力が低下すると、栄養摂取に支障をきたします。さらに、糖尿病や心疾患、認知症などの全身疾患のリスクが高まることも知られています。

インプラント治療により咀嚼機能を回復させることは、これらのリスクを軽減し、生活の質を向上させる可能性があるのです。

この記事では、歯を失うことがもたらす健康リスクや、インプラントが全身の健康に及ぼす影響について詳しく解説します。

歯を失うことによる全身への影響

歯を失うことによる全身への影響がでた人

歯の喪失は、単なる口腔内の問題にとどまらず、全身の健康にさまざまな影響を及ぼします。以下に、具体的な疾患や健康寿命との関連について解説します。

健康寿命の短縮

歯を失うことで咀嚼力が低下すると、栄養バランスが崩れることがあります。その結果、体力が低下し、病気に対する抵抗力が弱まることで、健康寿命が短くなる可能性があります。

健康寿命とは、介護を必要とせず自立して生活できる期間を指し、歯の健康はこの期間を延ばすために重要です。

心臓病のリスク増加

歯周病などの口腔内の炎症が全身に波及することで、動脈硬化や心筋梗塞といった心疾患のリスクが高まることが知られています。歯を失うことで歯周病が悪化しやすくなり、心臓への負担が増加する可能性があります。

糖尿病との相互関係

歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼす関係にあります。歯を失うことで歯周病が進行すると、血糖値のコントロールが難しくなる場合があります。

また、糖尿病の患者は歯周病が進行しやすく、歯の喪失リスクがさらに高まります。

誤嚥性肺炎のリスク

歯が失われると噛む力が弱まり、正しい嚥下が難しくなることがあります。この状態は、特に高齢者において、食べ物が誤って気道に入り込む誤嚥性肺炎のリスクを増加させます。

咀嚼力の低下は、命に関わる疾患の発症要因となる可能性があるのです。

認知症のリスク上昇

歯を失うと脳への刺激が減少するため、認知機能の低下につながる可能性が指摘されています。咀嚼は脳を活性化させる重要な要素であり、歯がないことが認知症リスクを上昇させる恐れがあるのです。

食生活と栄養バランスへの悪影響

歯の喪失によって硬い食べ物を避けるようになると、食事内容が偏ります。特に、タンパク質や食物繊維の摂取量が減少し、必要な栄養素が不足するかもしれません。全身の健康状態が悪化するリスクも高まります。

インプラント治療による全身への影響

インプラント治療による全身への影響を説明する歯科医師

インプラント治療は、歯を失ったことによって低下した咀嚼機能や見た目を回復するだけでなく、全身の健康にも良い影響を与えることが知られています。以下に、インプラント治療がもたらす主なメリットについて解説します。

咀嚼機能が回復する

インプラントは天然の歯に近い強度と安定性を持ち、硬い食べ物や繊維質の多い食材もしっかりと噛むことができます。この咀嚼機能の回復により、栄養バランスが整い、免疫力の向上や生活習慣病の予防につながります。

また、咀嚼回数が増えれば消化機能も改善し、全身の健康維持に大きく影響します。

顎骨の維持と顔のバランス改善

歯を失うと顎骨が徐々に痩せていく骨吸収が進行し、顔の輪郭が変化する原因となります。インプラントは顎骨に直接固定されるので、噛む力が顎の骨に伝わって骨吸収を防ぎます。こ

顎骨の健康が保たれ、顔のバランスが整い、若々しい外見を維持できるかもしれません。

誤嚥性肺炎のリスク軽減

特に高齢者では、歯の喪失により咀嚼力が低下し、食べ物を適切に飲み込むことが難しくなると誤嚥性肺炎のリスクが高まります。インプラント治療により噛む力が回復し、食べ物を正しく咀嚼できるようになれば、飲み込みがスムーズになり誤嚥性肺炎の予防につながります。

生活の質(QOL)の向上

インプラントは審美性にも優れており、自然な見た目と快適な使い心地を得られます。笑顔や会話に自信が持てるようになり、精神的にもいい影響を及ぼすでしょう。

また、食事を楽しむ喜びを取り戻せるため、日常生活の質(QOL)が大幅に改善されます。より健康的で豊かな生活を送れるようになるのです。

全身の健康リスクの軽減

歯を失ったまま放置すると、栄養不足や口腔内の炎症が全身に影響を及ぼし、糖尿病や心疾患、認知症などのリスクが高まることがあります。インプラント治療を通じて口腔内の健康が改善されれば、これらの全身疾患のリスクを軽減できます。

インプラント治療を受けると、健康寿命の延伸にもつながる可能性があります。

インプラント治療のリスク・注意点

インプラント治療のリスクのイメージ

インプラント治療は、歯を失った際に咀嚼機能や審美性を回復するための効果的な治療法です。

しかし、手術を伴うため、いくつかのリスクや注意点が存在します。ここでは、主なリスクと注意点について詳しく説明します。

手術に伴うリスク

インプラント治療は外科手術を必要とするため、感染症や神経損傷といった手術特有のリスクがあります。感染症は、細菌が手術部位に侵入することで発生し、インプラント周囲炎や傷の治癒遅延を引き起こす可能性があります。

術後に適切な口腔ケアを行い、歯科医師の指示に従うことが感染症を予防するために重要です。

また、下顎の手術では神経に近い位置で処置を行うことがあり、誤って神経に触れるとしびれや感覚麻痺が起こる可能性があります。このリスクを最小限に抑えるためには、事前にCTスキャンなどを用いた精密な検査を実施し、適切な計画を立てることが重要です。

インプラント周囲炎

術後に適切なケアを怠ると、インプラント周囲炎を発症することがあります。インプラントの歯周病とも呼ばれている病気で、名前の通りインプラント周囲の組織が炎症を起こします。

症状が進行すると顎骨が吸収され、最悪の場合インプラントが脱落する可能性があります。インプラント周囲炎を防ぐには、治療後も定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが重要です。

また、日々のブラッシングを丁寧に行い、フロスなどの補助道具も使いながら、口腔内を清潔に保つことが不可欠です。

受けられない方もいる

インプラント治療は、全ての患者さまに適しているわけではありません。顎骨の量が不足している場合には、骨移植やサイナスリフトなどの処置が必要になることがあります。

また、糖尿病や骨粗しょう症といった全身疾患を持つ患者さまは、治癒が遅れるリスクが高いため慎重に治療を検討しなければなりません。喫煙者も同様に、血流の悪化により治癒が遅れる傾向があります。

治療費の高さ

インプラント治療は基本的に自費診療で行われるため、費用が高額になることがあります。治療費は1本あたり30万〜50万円が一般的で、骨移植などが必要な場合にはさらに高額になる可能性があります。

治療を開始する前に、歯科医師から見積もりを受け取り、費用に関する十分な説明を受けることが重要です。また、費用の負担を軽減するために、支払い方法についても相談しましょう。

長期的にメンテナンスが必要

治療が完了した後、インプラントを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスを続けることが欠かせません。歯科医院での定期検診では、専門的なクリーニングやインプラントの状態チェックが行われます。

さらに、患者さま自身による日常的な口腔ケアも重要です。適切なブラッシングを実践し、デンタルフロスや歯間ブラシも活用することで、インプラント周囲の健康を維持できます。

インプラントと入れ歯の違い

インプラントと入れ歯の違いを比較イメージ

インプラントと入れ歯は、歯を失った際の主要な治療法ですが、それぞれ特有の特徴やメリット・デメリットがあります。以下に、いくつかの観点からそれぞれの違いについて詳しく解説します。

装着方法の違い

インプラントは、顎骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療法です。しっかりと安定し、天然歯に近い噛む力を得ることが可能です。

入れ歯は、歯茎や顎骨にフィットさせて装着する取り外し可能な義歯です。部分入れ歯の場合は、隣接する歯にバネを引っ掛けて固定します。取り外しが可能なので、咀嚼時にずれたり外れたりすることがあります。

見た目や装着感の違い

インプラントは見た目が天然歯に近く、固定されているため使用時の違和感が少ないのが特徴です。食事や会話中にずれる心配もなく、自然に使用できます。

近年審美性が向上しているものの、入れ歯は装着中にずれたり、異物感を覚える場合があります。また、部分入れ歯のバネが目立つこともあります。

咀嚼力の違い

インプラントは顎骨に直接固定されるため、天然歯とほぼ同程度の咀嚼力を得られます。硬い食べ物や繊維質な食べ物も問題なく噛むことができます。

入れ歯の咀嚼力は歯茎や顎骨の状態に依存するため、特に硬い食材を避けなければならない場合があります。

費用の違い

インプラントは自費診療で、1本あたり30万~50万円が相場です。骨移植などが必要な場合にはさらに高額になるでしょう。

入れ歯は、保険適用の場合数千円から数万円、自費診療で高品質なものでも10万~50万円程度で作製できることが多いです。インプラントと比較すると費用を抑えることが可能です。

ただし、後述するように入れ歯のほうが寿命が短く、インプラントよりも高頻度で作り替えが必要になることが多いです。

メンテナンスと寿命の違い

インプラントは、適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで10年以上の寿命を期待できます。メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎のリスクが高まるため注意が必要です。

入れ歯は使用するにつれて形状が変化し、定期的な調整や作り直しが必要になります。丁寧に扱って入れ歯の磨耗を抑えられたとしても、歯茎や顎の骨の状態が加齢によって変化するので、定期的に作り直しが必要になるでしょう。入れ歯の寿命は、5年程度が目安です。

治療期間の違い

インプラントは顎骨と人工歯根が結合する期間が必要なため、治療には3〜6ヶ月かかるとされています。追加処置が必要な場合は、1年以上かかることもあります。

入れ歯は短期間で作製が可能で、数週間から数か月で完成するケースが一般的です。

まとめ

インプラントについて説明する歯科医師

歯を失うことは、口腔内の健康だけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えます。歯を失うと咀嚼力が低下し、栄養摂取に支障をきたします。また、糖尿病や心疾患、認知症、誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。

噛む刺激が減ることで顎骨が痩せ、顔の輪郭が変化する可能性もあります。これらの影響は、結果的に健康寿命を短縮する要因となることが指摘されています。

インプラント治療は、失った歯を補うだけでなく、天然歯に近い咀嚼力を得られます。栄養バランスを改善できるため、全身の健康リスクを軽減します。顎骨の吸収を防ぎ、顔のバランスを保つ効果もあります。

インプラント治療を検討されている方は、大阪府摂津市、大阪モノレール「南摂津駅」より徒歩3分にある歯医者「さきがけ歯科クリニック摂津本院」にお気軽にご相談ください。当院は、虫歯・歯周病治療、小児歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、予防歯科などにも力を入れています。恐怖症や嘔吐反射で歯科治療を受けられない方のために、静脈内鎮静法も対応しております。

当院のホームページはこちら、初診のWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。


初診限定WEB予約はこちら

初診限定WEB予約はこちら

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。

0120-4618-50
06-6827-4618

患者様専用業者様はお電話なさらないようにお願いします。

診療時間

           
9:00~18:00
(昼休みなし)
9:00~17:00
(昼休みなし)

休診日:水曜日、日曜日、祝日

スタッフ募集中

スタッフ募集中

当院では一緒に成長しあえるメンバーを募集しています!

0120-4618-50
06-6827-4618

患者様専用業者様はお電話なさらないようにお願いします。