歯周病の治療は歯磨き指導から!
こんにちは!
さきがけ歯科クリニック摂津本院です。
歯周病の治療と言えば? みなさん何を思い浮かべられるでしょうか。よく聞くお声は歯石除去!でも、実はその前に欠かせないのが歯磨き指導です。「今更歯磨き?」なんて言わないでくださいね。すごい効果があるのですから!
歯周病の治療で、検査が終わって最初に受けたのが歯磨き指導でした。
「ん?歯石を取ったりしないの?」
よく聞くお声です。
歯周病の原因は、歯と歯茎の境目の「プラーク」。
プラークとは、歯にベタベタとくっつく細菌の塊のことです。
歯ブラシの正しい当て方をマスターする前に歯石を取っても、再びすぐにプラークが溜まってしまいます。
ですので、元の木阿弥になってしまいます。それに、腫れた状態での歯石除去は痛いですし出血が多くて取りづらいのです。
歯磨きを練習して、ご自身でプラークを落とすことができ、歯茎の腫れが落ち着いてから除去する方が効率的なのです。
歯石除去を始める前歯磨きの上達がなぜ必要?
その①
溜まり続けるプラークは毎日の歯磨きで除去
プラークを的確に取る方法を患者さんにもマスターしていただかないと、歯科医院でいくら治療しても次の日からまたプラークが溜まり始めるので、炎症が止まらずいたちごっこに。
その②
腫れたままでの歯石だけは痛みが出やすい
炎症で腫れた歯周ポケットの中をスケーラー(歯石除去に使う器具)でゴリゴリとお掃除すると、痛みが出やすく、患者さんに不快な思いをさせてしまいます。
その③
歯茎からの出血が歯石除去の妨げに
歯磨きすると血が出るような歯茎の状態では、スケーラーで軽く触れただけでも出血が起こります。これでは歯周ポケットの中の確認が難しく、徹底した歯石除去がしづらくなってしまいます。
適切な歯磨き法をマスターすると、プラークが減り、歯茎の腫れが落ち着いてきます。
ここまでくれば歯石除去を始めるための準備完了です。
・歯磨きでしっかりプラークを減らせる。
・歯茎の腫れが落ち着き痛みが出にくい。
・出血が減って歯石が取りやすい。
それでは、歯磨き指導の効果を見てみましょう。
下のお写真を見てください。
歯の根本にプラークがたっぷり付着しています。
これまでの歯磨きでは十分なお掃除が
できていません。検査後に病状を説明
したところ、治療をご希望されました。
歯磨き指導後、歯磨きがぐっと上手に。
歯ブラシの毛先が歯と歯茎の境目に
あたるようになり、プラークの量が大幅
に減っています。
そうすることで歯茎の腫れが治ります。
歯磨きが上手くなるだけで、こんなにたくさんの変化が起こります。
みなさんもさきがけ歯科で歯磨き指導を受けてみませんか?
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