「歯周病治療は患者さん参加型で!」〜手遅れにならないうちに治療を始めましょう〜
こんにちは!
さきがけ歯科クリニック摂津本院です。
「朝晩しっかり歯磨きしているのに、なぜ歯周病に?」
私たち歯科衛生士が勤務していて、よく聞く言葉です。
残念ですが、せっかく朝晩しっかり歯磨きをしていても、歯ブラシが必要な場所に十分に届いてないのかもしれません。
歯周病は、「プラーク」が歯と歯ぐきの境目にたまることによって発生する病気だからです。
「プラーク」とは、歯にベタベタとくっつく細菌の塊のことです。お風呂場の排水口、放っておくとヌルヌルベタベタしてきますよね。
ブラシで磨いても、細かいところまでキレイにするのは至難の技です。皆さん経験ありますよね。実は、お口の中も同じなのです。
悲鳴が聞こえてきそうですね‼︎このベタベタの中に潜む歯周病菌の出す毒素が、歯ぐきに炎症を起こします。
炎症が起こると、歯を支えている骨は失われていき、歯がグラグラ揺れ動きます。そうして最後には、歯は抜け落ちてしまいます。
歯周病は、成人の8割以上が罹患している
歯周病はこのように国民病とも言われています。
その特徴は、余程ひどくならない限り痛みが出ないこと。しかも通常、それほど急激には進行せず、5年単位・10年単位で悪化していきます。そのため、歯ぐきの炎症に気づかずに過ごしているかた、気づいていても治療の必要性を感じていないかたは多いと思います。ですが、歯を失う原因の第一位は歯周病なのです。
そして、歯周病の治療も独特で、患者さん自身が腰を上げてくださる必要があります。私たちと一緒に、自ら治療に取り組んでくださらないと、なかなか成果は上がりません。そう、かなり厄介な病気なのです。
というのも、プラークは毎日お口の中にたまります。歯科医院でいい治療を受けて徹底的にプラークを取り除いても、明日になればまたたまります。
このプラークを毎日取り除けるのは「患者さんの歯磨き」だけ。つまり、「患者さんの歯磨き=プラーク除去」こそ、治療であり、予防でもあるのです。
だからこそ私たち歯科衛生士は、歯周ポケットの奥までツルツルにクリーニングし、患者さんご自身が歯ブラシとフロスでプラーク除去しやすい環境を整えるという使命があるのです。
歯周病の基本的な治療は、プラークの除去。
これは、患者さんにも一緒に参加していただくことによって、はじめて良い結果を出すことができます。
じつは患者さん自身の歯磨きも、立派な「治療」なのです。
そして、歯ブラシスキルが上がれば、治療後の良い状態を長く保つこともできます。
手遅れにならないうちに、私たちさきがけ歯科と一緒に歯周治療に参加しませんか?
大阪府摂津市 さきがけ歯科クリニック摂津本院
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