食いしばりとHIFU(ハイフ)
目次
【歯ぎしり・食いしばりによって起こること】
歯ぎしり・食いしばりの原因ははっきりとはわかっていませんが、多くは「ストレス」または「噛み合わせ」と言われております。身体的、精神的ストレスが多い方は歯ぎしりをする傾向にあると言われます。また、歯並び・噛み合わせに問題があり、噛み合わせが安定していない方も起こりやすいようです。
歯ぎしり・食いしばりをすることによって起こる問題は、決して歯の磨耗や破折だけではありません。
歯ぎしり・食いしばりを繰り返すと、顎を動かす筋肉である側頭筋が緊張状態になるために頭痛をおこしてしまうこともありますし、エラ周りの筋肉を鍛えてしまうため、エラが張り、顔が大きく見えてしまいます。
【理想的な顔の大きさ】
まず、日本人の平均的な頭の長さは、男性が約23cm、女性が約22cmと言われています。頭の長さが24cm以上ある人は物理的に頭が長いと言えます。
頭が長いと全体的に顔が大きく見えてしまい、身長が低めの方は身体と顔の比率がアンバランスになりがちです。
平均的な頭の長さにも関わらず顔が大きいと思われてしまう場合、以下の原因が考えられます。
- 表情筋の機能が衰えている
- 顔がむくんでいる
- エラが張っている
<表情筋の機能が衰えている>
表情筋の機能が衰えると、たるみの原因になります。表情筋は主に、口や目の周り、頬などにあり、特に頬や口周りの表情筋が衰えると、顔の下半分の肉が垂れ下がるため、顔が大きく見えてしまいます。
<顔がむくんでいる>
普段からお酒をよく飲む方や、塩分を多く摂取する方は、リンパ液や血行の流れが悪くなり、顔が浮腫みやすくなります。
<エラが張っている>
歯ぎしり・食いしばりをすることで、顎やエラの筋肉が必要以上に発達し、エラが張り出す原因となります。
【顔の大きさや形に悩んで知る人におすすめの治療】
- ハイフ
- ボツリヌス注射
- ヒアルロン酸注射
<ハイフ>
切開や注射をしない超音波を使った施術で、ダウンタイムもなく、施術後の傷跡が残る心配もありません。食いしばりによって肥大したエラやお顔の引き締めや、小顔効果があり、シワやたるみも改善します。施術中の痛みも少なく、エステ感覚で受けていただくことができます。
<ボツリヌス注射>
ボツリヌス注射とは、タンパク質を有効成分とする薬を筋肉内に注射し、痙縮の改善を図る治療法で、エラが張ってしまわないように、根本的に食いしばりを解決する方法です。
<ヒアルロン酸注射>
皮膚のボリュームの減少により、しわやたるみが気になる箇所にアプローチする治療方法です。歯科ではほうれい線の改善や、唇をふくよかにして、魅力的なパーツ形成もできる治療です。
上記を踏まえ、“エラの張り”“頬のたるみ”“口角の下がり具合”などが気になる方は、
ハイフによるリフトアップ治療も効果的と言えるでしょう。
監修:さきがけ歯科クリニック摂津本院 歯科衛生士 山本千奈都