数ある種類からインプラントの選び方を解説
インプラントは様々なメーカーから提供されており、その種類は30以上にも及びます。しかし、あまり流通していないメーカーを選択すると、トラブルがあったときに対応できる歯科医院が少ないため、対処できないというこがあります。今回はインプラントの選び方について解説します。
インプラントの選び方
日本では、30種類以上のインプラントが各メーカーから提供されています。同じメーカーでも種類によって規格が異なるため、基本的には他社のものや種類の違うものを組み合わせて使用することができません。
インプラントの選び方の一つに「臨床に多く使用されているメーカー」を選ぶと、引っ越ししをしたときに、同じメーカーのものを扱っている歯科医院でメンテナンスや治療を受けやすくなります。あまり普及していないインプラントメーカーを使用していると、対応が困難になるか、費用がかかってしまうなどリスクがあります。
世界でも信頼されているメーカーを選ぶ
以下のメーカーは世界でも信頼されているインプラントで、長期的な臨床実績を誇っています。
・ストローマン・ジャパン株式会社
・ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社
・ジンマー・バイオメット・デンタル合同会社
・デンツプライシロナ株式会社
インプラントは顎の骨にチタン製の金属を埋入する治療方法です。世界でも信頼されているインプラントメーカーを選ぶことによって安心して治療が受けられます。また、数多く使用されているインプラントメーカーを選ぶことで、引っ越しをした際も扱っている歯科医院を見つけやすくなります。
インプラントのメーカーと種類を知っておこう
自分の体の中に入っているインプラントの種類を知っておくことは非常に大切です。
インプラントは入れたら一生安心して使えるものではありません。10年成功率は高いものになっていますが、アバットメントの緩みや何かしらのトラブルが起こる可能性は少なからずあります。万が一のことを考えてメーカーと種類を知っておくようにしましょう。
まとめ
インプラントを検討されている方は、カウンセリングのときに使用するインプラントメーカーと種類の把握をしておくことをおすすめします。日本でも多くの症例で使用されているインプラントメーカーや種類を選択すると、埋入した歯科医院への通院が難しくなっても対応することができます。
また埋入した歯科医院での通院が困難になる場合は、引っ越し先の歯科医院を紹介してもらうなどすると、スムーズにメンテナンスやトラブルの対応ができることがあるので、事前に相談しておくと良いでしょう。